地域みらい留学・しまね留学も、選択肢の一つに!
明快志塾 荻窪教室 塾長 田邉顕治氏
少し前からですが,中学生の中に,自分の進むことになる高校に関して「どこでもいい」というような考え方を持っている層が比較的多いということを感じます。昔からそういうタイプの生徒はいたよ,という声もあると思いますが,かなり多くの生徒がそういう考えを持っているのではないかと思います。そういう子供たちが高校に進学した後に,将来への希望をもって生き生きと高校生活・大学生活を送ってくれるならば,特に問題はないと思うのですが,そのまま何となく自分の進路を決めてしまっているようにも感じます。彼ら彼女らの高校3年間という大事な時間を,どうしたらもっと良いものに出来るのだろうか?と考え,よりよい都立高校を探し,見つけては提案してきました。しかし,それにもある程度限度があり,他に何か良い手立てはないものかと考えていました。そういう時に,しまね留学・地域みらい留学というものに出会ったのです。
しまね留学・地域みらい留学の魅力は何か?それは,大きな都市には人が多すぎて,ある一定の生徒以外は「その他大勢」という括りになるため,その中に埋もれたまま,高校3年間を過ごしてしまいがちです。それに対して,地方の小規模公立高校では,生徒一人一人の「存在感」がより意識されるため,「何となく」ではいられなくなるのです。都会に比べると,生活の中での選択肢が少ないため,自分が選択することに関してもっと積極的に考える生徒が多く,そういう環境の中で高校生活を送ることも大きな刺激になるはずです。また,先生たちが熱心で,学校によっては併設された「公営塾」というものも存在し,学校の先生とは違った立場の大人がいたりします。そういう「先生」でもなく「生徒」でもない,そんな存在があることも,地方の公立高校の良いところではないかと思います。さらに寮生活の中では,自分の家とは違う,同級生や先輩との共同生活という部分も経験でき,これまでの自分の生活を見直す良いきっかけにもなるはずです。他にもたくさん魅力はありますが,まずは興味を持っていただければありがたい限りです。
但し,地方の学校に行きさえすれば,すべてがプラスに働くわけではありません。これまでの自分を変えたい,高校でもっと積極的に何かに取り組みたい,というような思いが持てるような高校を見つけることです。そのためには,絶対に一度その学校に行ってみることが必要です。そこで自分が頑張っている姿を想像できれば,理想的です。そして,そこに行けるように努力することが大切なのは,言うまでもありません。
「何となく」「ダラダラと」「特に何もすることもなく」高校生活を送らないように,しまね留学・地域みらい留学を考えてみることを,僕はお勧めします。
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田邉先生は、「塾としての進学実績」より、「生徒の人生」を第一に考える典型的な寺子屋塾の塾長さん。そして、地方の方が成長できると思われる生徒には積極的に地方留学を紹介し、留学した生徒には必ずその土地に会いに行くという非常にレアで、熱い方です。服装は1年中半袖というユニークな一面もあります。
明快志塾 荻窪教室 東京都杉並区荻窪4-8-12有明ビル1階
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